阪急河原町駅から徒歩15分
今回は、河原町にある2023年3月1日にオープンした「麓寿庵」に行ってきました!
建物が有形文化財にもなっているため、過去の京都を感じることができるお店。
そんな話題のカフェを今回は正直レビューしていきたいと思います!
河原町駅から1.2km、徒歩15分ほどの場所にあります!
駅からは少し歩きますが、道中にも様々なカフェがあるため、いろんなお店を見ながら回っていけるため、あまり飽きずに行くことができると思います。
隣駅の阪急烏丸駅からなら、歩いて7分ほどで着くので、自分が行きやすい方法で行ってみて下さい。
お店は六角通り沿いにあり、店の名前が書かれた暖簾が下がっているので、ぱっと見で見つけやすいです。
暖簾をくぐるとこのような場所に出ます。
意思が全体的に敷き詰められているのと、周りの木が京都の庭を思い出させてくれます。
玄関入ってすぐのところには屏風絵が飾られています。
紅葉、梅などの四季を表す植物がかかれているそうです。
そもそもこの家自体が明治から大正時代にかけて活躍していた日本画家の今尾景年の旧宅だそうです。
昔ながらの入り口に入り、そこから部屋に案内してもらえます。
案内された廊下には赤い道が広がっていました。
ふすまで区切られているのと、この赤い道が京都の中でも格式高い感じを出してくれますね。
歩いていくと小さい中庭がありました。
こちらは平安京の羅生門を支えていた礎石の手水鉢だそうです。
全ての場所に日本文化を感じることができるので、外国のお客さんが来ても楽しんでもらえそう。
先ほどの小庭を越えて少し進んだところに案内してもらいました。
机の黒が反射するほどきれいなのと、座ったところからお庭を見ることができるので、とても優雅な気分になれました。
また、座敷の席もほかの部屋にはなりますが用意されていました。
メインはテーブル席での案内になるそうですが、日本といえば座禅という海外の方もいるので、外国の方にはこの席の方が人気なのかもしれません。
先ほどの庭を除いてみると素晴らしい風景が広がっていました。
つくばいや、大きめの灯篭など、日本の昔ながらの文化をそのまま残している庭が広がっていました。
また、この前日に雨が降っていたこともあり、苔の湿り気や土のぬれ具合も相まって、庭園の良い雰囲気を感じることができました。
メニューはこんな感じ。
和紙のようなものに筆で書かれたメニューが置いてありました。
他にも和歌山県の養鶏場直送の紀州鴨でじっくりと作った鴨粥があるそうです。
メニューは鴨粥と華わらびの2種類のみ。目的次第で何を頼むか簡単に決められるので、そこはありがたいところですね。
カフェタイムの14:00〜17:30は鴨粥は提供されておらず、華わらびのみの提供になっています。
和紙や机、庭園や廊下など、全ての要素において都会のうるささや忙しさを忘れさせてくれるような、現実ではない世界に自分を置けるような空間作りが本当にいやされます。
今回私は、華わらびに抹茶を追加しました。
甘味目的で来たので、今回は鴨粥はお預けにします。またおひるごはんを食べに来ます…
京都といえば本格的な抹茶が飲みたくなっちゃいますよね笑
注文した商品650
計 ¥1950円
こちらが届いた商品です!
華が真ん中に入ってて、めっちゃかわいい!
エディブルフラワーという農薬を一切使用せず、野菜のように育てられた食べられるお花を使っているそうです。
華わらびの乗っているお皿はガラスのようなものでできているので、1つのお皿すべてが輝いて見えるものになっていました!
いざ実食!
まずは抹茶から。
抹茶独特の苦さと、口に残り続ける風味が癖になる最高の抹茶でした。
京都の抹茶は本格的で、口当たりがいいのも本当に大好きな要因の1つですね!
華わらびをそのままいただきます。
つるつるした食感で、口の中が幸せになります…
エディブルフラワーを初めてみたので、、最初は味とかが邪魔するんじゃないかな~と思っていたのですが、全くそんなことはなかったです。華の触感はありつつ、味は特に感じなかったので、気にせず食べて大丈夫だと思います。
今度は黒蜜をつけていただきます!
これはおいしい。黒蜜特有の甘いけどくどすぎないあの感じが、つるつるした華わらびの食感を引き立たせつつ、そのまま食べるときよりも味わい深くしてくれたので、本当においしかったです。
華の触感を感じることができるのも、食べている感を感じることができたのでさらに良かったです。
次はきな粉をつけて食べてみます。
これもおいしい。
きな粉そのものが甘すぎないのと、粉がきめ細かいので、食べた後の口残りがなかったのが本当によかったです。
きな粉のいい意味でパサついた感じと、華わらびのみずみずしい感じが中和されて、絶妙な味わいを感じました。
また、個人的には少し行儀が悪いかもしれませんが、黒蜜に浸した後、きな粉をつけて食べるのが一番おいしかったです。
きな粉も華わらびも甘さがそこまで強くないので、黒蜜の甘さが全体の味を引き上げてくれるように感じました。
この甘い口を抹茶が洗い流すようにリセットしてくれるのが本当にうれしい!
セットドリンクはほうじ茶でもいいのですが、やっぱり私は抹茶をお勧めします。
私が行った日は
でしたが、並ぶことなく入店することができました。
しかし、日本の有形文化財が見れるということで、外国人の人気が高いため、念のために店のホームページから予約しておくことをお勧めします。
また、お庭を見ながら食事をすることができる席はテーブル席のみとなるので、お庭を見たいのであれば予約や席を選ぶときに、テーブル席を選択させてもらうようにしましょう。
しかし、席の混み具合次第では希望が通らないこともあるので、そこには注意が必要です。
また、14:00以降はカフェタイムとなっているため、鴨粥を注文することができません。
鴨粥を食べたい場合は入店時間を14:00より前に予約しておくか、並ぶことを想定して早めにお店に行くようにしましょう。
✓築100年以上の有形文化財の建物
✓庭や屛風絵など、日本文化を感じることができる
✓エディブルフラワーのはいった華やかな見た目の華わらび🌸
✓本格的な抹茶を楽しむことができる
✓おすすめ度100%
店名:麓寿庵
住所:京都府京都市中京区西六角町101
電話番号:090-7088-8526
営業時間:[平日]11:00~18:00(L.O.17:00)、[土日祝]11:00~19:00(L.O.18:00)
支払い方法:現金、カード可
駐車場:駐車場無(近隣にコインパーキング有)
地図
河原町にある有形文化財の場所で食べる華わらび「麓寿庵」
みなさんもぜひ行ってみてね!♡